【ポケモン剣盾S29使用構築】剣姫バドレックス 【最高1909-最終1832】最終655位

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みなさんどうもはじめまして、こいねがうと申します。s29お疲れ様でした!大学受験が終わったので数ヶ月ぶりに最終日までランクマに取り組んで、自分なりに頑張ったので記事にしようと思います。結果は奮わなかったですが、見ていただけると嬉しいです!

 

 

 

 

構築経緯

中盤に、ザシアン+スカーフ黒バドレックスの並びにとてもマッチングし、中身が分かっていても相手にしていて強かったのでこの2匹を軸にした構築を使うことにした。

 

伝説2匹を通していく上で、起点作成を行える駒が欲しく、ステルスロックを撒ける起点要員を考えた。特性威嚇によるカイオーガと対面した際に分かるS関係や、物理に対する誤魔化しが非常に強力な面を評価し、霊獣ランドロスを採用した。

 

既に結果を残された有名な並びではあるが、それでもまだある程度の構築に対しては戦っていけると判断したので上記3匹を基本選出とした。

 

ここまでで相手の構築に黒バドレックスやメタモンがいた際に面倒になりそうだったので、そこに対して投げれる枠としてポリゴン2。このポケモンで、このままでは立ち回りが苦しいジガルデ軸にも抗えるのでHBでの採用。

 

ステルスロックを撒けなかった場合や、黒馬を投げれない構築に対しては、相手のザシアンが重くなってしまうので、静電気による上振れを狙いつつ対面操作も可能なHBサンダーを採用した。

 

残り1枠には、ダイマックスを切って強いポケモンが欲しかったので、伝説との打ち合いに勝てる珠エースバーンを採用して構築を完成とした。

 

 

 

個体紹介

ザシアン@朽ちた剣

性格 意地っ張り

特性 不撓の剣

実数値 195(220)-242(236+)-136(4)-x-136(4)-174(44)

技構成 巨獣斬/インファイト/ワイルドボルト/電光石火

 

調整意図

HB 特化マンムー地震94%耐え

S 意地エースバーン+3

A 火力を落としたくなかったので出来るだけ高く

   ステロ込みでH振りザシアンに巨獣斬が81.8%~96.3%

   ステロ込みでHB特化日食ネクロズマインファイト×2が乱数10%

D 端数

 

禁止伝説枠1。ダイマをせずとも有象無象に抗える、シリーズ12において構築に組み込まない理由が見当たらないポケモン

技構成は巨獣斬までは確定で、今回はバドレックスを止めにくるポリ2に対して打てるインファイト、ホウオウが若干重いので削りを入れられるワイルドボルト、対面縛れる数の増える電光石火を採用した。戯れつくを切ったため、サンダーをザシアンで見れないという点がネックではあるが、特に困ることはなかったのでこのまま使い続けた。ホウオウナットレイというような2匹でザシアンをみてくる構築を咎められるのでイージーウィンを何度か貰えた。

ザシアンを使う上で課題になってくる調整だが、Sに振るとザシアンミラーに強くなるが、今度は火力に乏しくなり他のポケモンに対する圧力がかかりづらいと感じたので、HA振りの意地エスバ抜き調整を大体抜けるラインにSを抑えた。この調整だと、基本的にはザシアンミラーでは勝てないため、裏にバドレックスを控えさせたり、サンダーのゴツメで定数ダメを入れながらザシアンを対面処理できるようにしたりする必要があった。

組ませる伝説が黒バドという事で、1匹ではイベルタルや悪ラオスが重くなってしまうが、そこに対してザシアンが強く出れるので、相性補完がとても優れていて最高の相方だった。

 

 

 

バドレックス@拘りスカーフ

性格 控えめ

特性 人馬一体

実数値 185(76)-x-120(156)-236(236+)-121(4)-175(36)

技構成 アストラルビット/サイコショック/リーフストーム/トリック

 

調整意図

HB ザシアンのA222+1巨獣斬を94%耐え

       ダイマ時特化リベロエースバーンの珠不意打ち80%耐え

C ステロ込みC+1アストラルビットでH振りザシアン70%

    同条件アストラルビットで無振り悪ラオス43%

S 自分のザシアン+1(ザシアンがメタモンにコピられても抜ける

   無補正すいすいガマゲロゲ抜き

 

禁止伝説枠2。s27最終4位の方の調整をお借りしました。条件さえ整ってしまえばこのポケモン1匹で3タテを量産出来る。

技構成はアストラルビットまでは確定で、特殊受けとして投げられるポケモンを飛ばせるサイコショック、受けに対してアイテムを押し付けられるトリック@1だと個人的には考えている。今回はゲロゲを許したくなかったのでリーフストームでの採用にしたが、今の環境が電磁波環境なので、状態異常で妨害を狙う行動を咎められるダイフェアリー媒体となるドレインキッスも強いと思う。

バドレックス自体に圧がすごく、相手視点悠長な行動が出来ずに対面のポケモンにすぐダイマを切ってくるので、その動きに合わせてウォール→殴り→ウォール→上から殴ってC上昇から全抜きという動きがとても強かった。

S種族値の高いバドレックスにスカーフを持たせる利点として、Sを上昇させながら殴ってくるアタッカーに対して上から殴り返して切り替えせる点がある。環境に珠アタッカーのゲロゲが多く、この構築に対しても投げられるため、後投げから雨下でも上からリーフストームで飛ばせる。更に、ザシアンバドレックスと並べているせいでメタモンがいた場合ほぼ選出されるが、最悪50%の同速勝負に持ち込めるので裏のポケモンと組み合わせてコピーされても大丈夫なように選出していた。

S22の時に初めてシーズンを通してバドレックスを使い、毎ターン択で正直使っていてハゲそうだったが、伝説2体+ダイマありの環境ではスカーフと組み合わせる事でやりたいことを一方的に押し付けやすいので、相手のダイマのタイミング等を理解しながら使えると本当に強いポケモンだった。

 

 

 

エースバーン@命の珠

性格 意地っ張り

特性 リベロ

実数値 155-184(252+)-95-x-96(4)-171(252)

技構成 火炎ボール/不意打ち/飛び跳ねる/ギガインパクト

 

調整意図

D DL調整 B<D

 

歴代最強御三家。禁止伝説に引けを取らないアタッカー。主にネクロズマイベルタル、黒バドレックス、ザシアン軸に対して投げていった。伝説が2体いるという部分に思考がいきがちなので、適当に初手ダイマで持ってってから裏のポケモンで詰める試合も多かった。

技構成はアイデンティティの火炎ボールとバドレックスを縛れる不意打ちまでは確定で、@2は珠サンダーや珠イベルタルと打ち合う際にS上昇をさせずに殴れるダイアタック媒体のギガインパクト、自らがS上昇をすることで縛れる範囲が増える飛び跳ねるにした。飛び膝蹴りがないので、バドをみてヌケヌケと出てくるポリ2を押し切れないのが少し気になったが、ザシアンを合わせることでそこは問題にはならないのでこのまま使った。

ダイマアタッカーとしての役割がある他、相手のバドレックスやこちらのコピーバドレックスに全抜き体勢をとられても、不意打ちがある事によってストッパーとして機能するのもとても優秀で、バドを投げる際はストッパー兼アタッカーとして裏に置いておくことも多く、想像以上に活躍してくれた。間違いなくMVP。

 

 

 

ランドロス@気合の襷

性格 陽気

特性 威嚇

実数値 167(20)-180(116)-125(116)-x-101(4)-157(252+)

技構成 地ならし/岩石封じ/自爆/ステルスロック

 

調整意図

HB 威嚇込み特化ザシアンの巨獣斬+電光石火確定耐え

S 最速(カイオーガの持ち物判別が可能)

A 余り

D 端数

 

ステロ要員。s27最終2位の方の調整をお借りしました。持ち物は、スカーフカイオーガと対面した際に行動保証のある気合の襷。それだけにとどまらず、特性発動順により他のポケモンとのS関係も把握出来る点が強み。

技構成は、ステルスロックまでは確定で、素で抜かれている相手に対してS操作を行いつつ役割を遂行出来るようになる地面打点の地ならし、岩打点の岩石封じ、ダイジェッターの起点にならないための自爆となっている。

スカーフ以外のオーガに対しては、ステロを撒きつつ適当に自爆しながら削りを入れてバドレックスの起点にしたり、スカーフに対しては地ならし→ステルスロックで熱湯で焼けなければそのまま裏の起点を作れたりするので、ザシオーガに対してはこの動きで大体拾えた。ただ、先人が襷ステロ霊ランドで結果を残していることもあり、初手に合わせて臆病珠サンダーが出てくることが多く、岩封を打っても上からジェット×2で飛ばされ、裏のポケモンに電磁波を入れられてそのまま押し切られる事も多々あったので、最速サンダーの上を取りながらこのランドロスと同じ役割を持てる最速ガブリアスでも良かったのかもしれない。

 

 

 

ポリゴン2@進化の輝石

性格 図太い

特性 アナライズ

実数値 191(244)-90-156(252+)-125-115-82(12)

技構成 冷凍ビーム/イカサマ/電磁波/自己再生

 

調整意図

H 16n−1

B 振り切り

S 麻痺下最速ウーラオス抜き

 

バドレックスミラーやメタモンを誤魔化しつつ、ここまでで少し怪しいジガルデ軸にも抗える枠。正直ミラー等にはザシアン+バドレックス+エースバーンと投げることが多かったので、余りポリゴン2を選出することは無かったが、勘でポリ2投げないとダメだなという構築に対しては出したらしっかりと活躍してくれて、選出した試合は全部拾った。

技構成は、ランドロスを飛ばせる冷凍ビーム、ポリ2に後投げしてくるザシアンに対しても削りを行えるイカサマ、外す理由のない自己再生までは確定で、@1にはジガルデやネクロズマに対して詰ませを狙える丸くなるで使っていたが、あまりジガルデにマッチングしなかったことや相手に打たれる電磁波がキモすぎてしょうがなかったので電磁波を採用した。1試合だけ、麻痺らせて相手のポリ2をバグらせてからバドでゴリ押しで勝った試合があったので、これで良かったと思う。

火力が本当にないので、1900チャレで相手の格闘タイプになったエースバーンにバド引き読みのダイアークを決めてガッツポーズをかましたが、耐久振りだったため赤ゲージで耐えられて叫んだ。だが、主にこの構築での仕事としては受けることに役割を担ってもらっている為、どんな攻撃でも基本的に1発は耐えながら行動が出来るので、出して腐らない点が非常に良かった。

 

 

 

サンダー@ゴツゴツメット

性格 図太い

特性 静電気

実数値 197(252)-x-150(252+)-146-110(4)-120

技構成 ボルトチェンジ/暴風/熱風/羽休め

 

サンダー枠。主にザシアンやコピーザシアンを流すために採用した。

技構成は、対面操作の可能なボルトチェンジ、サンダーの代名詞の暴風、羽休めまでは確定で、@1にはザシアンに対してダイマックスを切る際や、ナットレイに対して有効にはたらく熱風を採用していたが、打つ機会があまりにも無かったので裏のサポートにもなる電磁波で良かったかなと思う。

中盤は別構築でアッキサンダーを使っていたが、ザシアンに後投げしても引かれて特殊ポケモンの起点になってしまう事や、何より剣舞持ちザシアンが増えたことにより受けが成立しなくなってしまったので、持ち物をゴツゴツメットにすることで定数ダメを確実に入れながら静電気による上振れを狙え、裏のポケモンの圏内に押し込むという動きが出来るようになったので、ゴツメで採用して正解だった。

こちらのザシアンがコピーされた際に持ち物がゴツメだと受からないが、後投げから静電気チャンスを2回狙えるので、麻痺を引けたらバドレックスで確実に処理が可能になり、麻痺を引けずともスカーフバドとバドコピーメタモンの50%の同速ゲーには持ち込めるので、サンダーを通して部がいい勝負を仕掛けられる点も強い。

 

 

 

構築の要点

基本選出での対応範囲の広さ

霊獣ランドロス始動からの禁止伝説2体による制圧力の高さで、大体の構築に対しては上記3匹で戦うことが出来た。定数ダメを入れることにより、縛れる範囲が格段に上がるので見れる範囲が広がる。

ミラーへの選択肢

今回採用している禁止伝説がどちらもメタモンが厳しいため、引き先として選出するという選択肢を作れる。また、どちらも相手の足を奪えるのでそこからテンポを取ることも可能。

不利な相手への解答

特化珠エースバーンの圧倒的な制圧力や対面性能の高さから、ランドロス始動で厳しくなってくる最速珠イベルタルや最速珠サンダーに対して初手ダイマから逃げ切る、裏から後発ダイマックスで詰め切るといった展開を取れる。

 

 

 

成績

TN エリエーテ

最終日朝5時頃 最高1909 245位

※データベースの写真撮り忘れ…

最終1832 655位



 

最後に

デフレシーズンではありましたが、自身最高順位である209位にあと一勝出来ていれば届いており、それどころか150位くらいまではいけたので本当に悔しいです。ですが、最後まで保存することなく潜り続けたことに後悔はないので、来期に生かして頑張りたいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

おまけ

構築名の剣姫バドレックスですが、ロクでなし魔術講師と禁忌教典というラノベに出てくるキャラ「エリエーテ=ヘイヴン」の2つ名である 剣の姫 から取っています。剣の姫という異名がザシアンにあっていたので、剣姫バドレックスと名付けました👍